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Masculine and feminine principle

わたしは、一般の女性よりも、男性原理を意図的に磨いてきたと思う。

遊びはヒーローごっこに興じ、人形ごっこにドン引きするなど(cf.「衣装の意匠」)。

これは、父親の育て方に起因した気がする。

母親は深窓のお嬢様育ちで、女性性そのものだったが、父が私の素養の何かを引き出したのかもしれない。

今では、某ジャンルでは、男女を超えて圧倒的洞察を発揮できるところまで自らを磨き上げているが、半生においては誰にでもあるように、危機的な試練に遭遇することが多々あった中、そんなわたしが誰かの胸を借りて泣いたことなどは一度もなかった。

心理学では、試練の昇華として、泣くことが肝要とされているが、周囲は、わたしにそうすることなど、思いつきもしなかったのだと思う。

察するに余りある。

そんな甲斐性がある人に、恵まれなかっただけかもしれないけれどね。