ドイツ滞在中に昇天した次女は、とても凛とした子で、わたしが彼女の同級生だったりしたなら、憧れに焦がれたことだろうと客観的に見ていた。
ところが、或る時から、彼女がわたしに恋に近い想いを抱いていることに気付いた。
ドイツでの化学療法中に至っては、病室での彼女との会話の中で、わたしそのものとしてわたしの人生を体験してみたいと感じていることにも気が付いた。
しかし、胎内回帰願望とは異なるものであることは明白だった。
要するに、孤独な半生を歩んでいたわたしを、彼女は物心付く前から、誰よりも理解しており、そこに、好奇心が加わっていた。
おそらく、わたしは地上で最大の親友を失ったのだ。
ただ、彼女が息を引き取ったすぐ後、わたしが用事で屋外に出た瞬間に、長い両翼を水平に広げた彼女が、天からわたし目がけ、飛びかかるように舞い降り、ぶつかるようにして、わたしと合一した。
それは、一種の「統合」だったのだろう。
彼女は、本懐を遂げたのだ。
それにしても、三次元から消失されることの悲哀はある。
そんな時期、わたしはこの動画へと導かれた。
彼女からのメッセージだと、すぐわかった👼

